One Hour English 運営スタッフです。
この〈スタッフブログ〉は運営スタッフから見た「教室のこと」や「レッスンの様子」、「先生のヒミツ」などを綴っています。
本日のテーマは…
教室が生まれた理由 その①
まじめに勉強したのにどうして「えいご」が話せないんだろう?
運営スタッフには「えいごがペラペラです!」というメンバーはいません。
でも…みんな小中高大の勉強はまじめに取り組んできました。
運営スタッフの時代にGS(global study)はありませんでしたので、
中高大…少なくとも6年、長くて10年「英語」は勉強しました。
なんなら、「○○国際高校」と名の付く高校で勉強しましたが、話せません💦
なぜ話せないのでしょうか??
話せない立場の私が思うことは
①スタートが遅い
②日本語と英語の違いを理解していない
の2点が大きく影響しているんだろうなということです。
①スタートが遅い
言語獲得の黄金期は諸説ありますが10歳ごろまでとされているそうです。
私が「えいご」に取り組んだのは中学生…つまり12歳~。
今、幼稚園児や小学生のこどもたちと一緒にレッスンに参加していても
「聞き取れる音が違う!」
「聞き取った音をそのまま発音する精度が違う!」
と、柔軟さの違いに驚く日々です…。
私はローマ字読みえいごで覚えていることもあって、相当意識しないと正確に発音できません。
『語学は早いほうがいい』ということをつくづく感じます。
②「にほんご」と「えいご」の違いを理解していない
「にほんご」も「えいご」も同じように話すことができる、当教室の先生にきくと、
『そもそも、「にほんご」と「えいご」は言語の感覚がまーーーーーったく違いますからね!』
と言われます。
そうなんですね…
どうやら、数ある言語の中でも「にほんご」と「えいご」はかなり距離の遠い言語のようです。
(日本語と韓国語は近いって言いますよね)
文法構造が違うことは私も学校で習いましたが、もっとも私が衝撃だったのは…
〈文字のとらえ方が違う〉
ということです。
「にほんご」は「あ」という文字で考えると、
・読み方(名前)→ 「あ」
・発音(音) → 「あ」
と、全く同じですね。
・・・しかし!
「えいご」は「A」という文字で考えてみると、
・読み方(名前)→ 「エィ」
・発音(音) → 「アー」「エィ」「エー」など数種類
※えいごの音をカタカナで表すのは難しいのですが、仮に上記で表しています。
「A」の発音がいくつもあるなんて、習った記憶が私にはありません…
「A」は「エー」としか認識していません。
つまり ローマ字読み しかできていないのです。
それなのに、単語によって全く違う読み方をするので、ひとつひとつ覚えるしかない。
私にとって「えいごは暗記する教科」という刷り込みがされ、
ひたすら単語を覚える学習をしていたのです…
「えいごが話せる」からかなり遠いところにいたんだな と痛感します。
私なりの「えいごが話せない理由」は、まずこの2点。
つづきは次回、「教室が生まれた理由②」へ…